◇ 憲法改悪





 ◇ 市民と野党共闘

連合、参院選は支援政党を明示せず 共産との共闘候補は推薦もなし

 

(朝日新聞デジタル2022/1/21)

 

 日本最大の労働組合の中央組織・連合は21日、夏の参院選で支援政党を明記せず、政党と政策協定も結ばない基本方針案をまとめ、加盟組合に伝えた。共産党と「野党共闘」する候補者を推薦しない考えも盛り込んだ。

 2月中旬の正式決定をめざす。立憲民主党を中心とする野党陣営の参院選への影響は必至だ。

 

「なんて乱暴な」立憲幹部は絶句 

 連合の野党離れ、なくした政治の軸

 

 連合はこれまで民主党の流れをくむ政党を支援し、昨年の衆院選も立憲、国民民主両党とそれぞれ政策協定を結び支援した。

 夏の参院選は、両党の比例区から9人の連合組織内候補が立候補する予定だが、「政治動向は依然不透明」であることを念頭に「人物本位・候補者本位で臨む」とする。

 昨年9月時点の基本方針案では「準備を進める」としていた両党との政策協定締結についても記述を削除。連合幹部は「今回は締結しない」と明かす。

 両党合流の見通しが立たないなか、立憲支持の官公労系と国民民主支持の民間産別労組の対立が深刻化するのを避けるため、「支援政党なし」に踏み切った。

 組織内候補以外の候補者の推薦基準には、「目的が大きく異なる政党や団体等と連携・協力する候補者は推薦しないという姿勢を明確にする必要がある」と盛り込んだ。連合と労働運動で歴史的に対立してきた共産を念頭においた表現だ。推薦決定後も「連合推薦候補者としてふさわしくない事柄が明らかとなった場合には、取り消しを含む厳正な判断・対応を行う」とし、共産と連携や協力をする候補者は支援しない方針を明示している。

 

 今回の方針は、自民党が連合へのアプローチを強めるなか、組合員の野党離れを加速させる可能性がある。参院選は全国に32ある1人区が勝敗を分けるとみられ、連合の一部の地方組織は共産との「野党共闘」の候補者を支援する準備を進めているだけに、すでに異論も出ている。(鬼原民幸)

 


※このような情報もあります。

 芳野連合会長の出身単産であるJAM会長は1/21のTwitterで
「これはさすがに誤報です。立憲、国民両党の支援は全く変わっていませんし、野党候補の一本化を真っ向から否定する方針でもありません。そもそも方針決定していません。」と発信しています。





(参 照)

「共産が政権に関わったら…」

国民に広がった不安、党内で自省の議論


朝日新聞デジタル記事 横山翼2021年12月10日 16時36分

https://digital.asahi.com/articles/ASPDB55Q1PDBUTFK00H.html

 

 10月の衆院選で「野党共闘で政権交代を」と訴えたものの議席を減らした共産党で、自省の議論が始まっている。きっかけの一つは、「野党としての共産党なら良いけれど、政権に関わったらどうなるの?という不安は私たちの想像を超えて広がった」という田村智子政策委員長のツイートだ。

 

 田村氏が投稿したのは、衆院選を総括した先月27、28日の党中央委員会総会後。総会では、志位和夫委員長が、立憲民主党と「限定的な閣外からの協力」という政権合意を結んで戦った衆院選を「重要な成果」と強調した。その一方で、共産批判に十分対応できなかった責任は「状況を的確に把握し、イニシアチブを発揮できなかった常任幹部会にある。厳しい反省点としたい」とも述べた。

 

 田村氏は自身のツイッターで、共産が「政権に関わる存在」になったときに「全く異なる不安になるのでは」と分析。政権交代を軸にした選挙戦での訴えが「国民の中に広がる不安をつかんだものではなかった」などと省みる投稿をした。

 田村氏は安倍政権の「桜を見る会」の問題を掘り起こした立役者だが、街頭演説で触れなかったという。

 田村氏は朝日新聞の取材に「『桜を見る会』の後の総選挙だったので、今までなら『私たちはこの問題でこれだけ追及した』と訴え、『こういう議席が必要だ』とできる選挙だった。しかし、政権交代をすればわかる話だからやらなかった」と振り返った。

 

 その上で、「今回の衆院選は完全な与党宣言はしていないが、政権を支える立ち位置を示した。そうなると受け取る側も違うということに、選挙が終わってから気づいた」。野党共闘の原点になった安全保障関連法の強行についても、「6年たつなかで国民の感情も同じ状況ではない。私たちの訴えは今日の国際情勢や自公の動きのもとでちゃんと知らせていかないと国民との合意になっていかない」と今後の課題として挙げた。

 

 田村氏の投稿は自身の判断で削除されたが、志位氏も今月6日の国会議員団総会で「野党として存在意義を光らせるとともに『共産党が政権に加わっても安心だ』『共産党が加わった方が良い政権になる』と思っていただけるような国会活動を」と呼びかけた。

 志位氏は9日の記者会見で、共産に不安を持たれている要因に外交安保をあげ、「どの問題も国民の総意を得て実行することをしっかり伝えていかないといけない」と語った。(横山翼)

 

(参 照)

<舞台裏を読む> 立憲民主党代表選 顔すげかえに腐心

- 北海道新聞電子版 2021/12/11 05:00 -

<https://www.hokkaido-np.co.jp/article/621581?rct=n_politics>

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/621581?rct=n_politics

 

 11月30日投開票の立憲民主党代表選は候補4人の争いを制し、泉健太氏が新代表に就いた。衆院選敗北を受け枝野幸男前代表が辞意表明してから約1カ月。この間党内の最大の関心事は候補者が何を訴えるかではなく、誰を出す出さない、担ぐ担がないという主導権争いだった。

 

■政策論より主導権

 代表選は「まさか」が続いた。一つ目は逢坂誠二氏の出馬だ。その舞台は党内最大の議員27人からなる「サンクチュアリ」。引退した旧社会党出身の赤松広隆前衆院副議長が率いたリベラル系グループで長く枝野氏を支えた。党内随一の結束を誇り、原則掛け持ちを認めない。党内外で「最も派閥っぽい」と称される。

 サンクチュアリから当初、出馬の意欲を示したのは小川淳也氏。グループが推せば立候補に必要な所属議員20人の推薦人確保はたやすい。「淳也でいいんじゃないの」との赤松氏の言葉に押され、幹部はいったん小川氏擁立に向け動いた。

 だが、グループ内には不満がくすぶっていた。小川氏は2017年衆院選で、結党したての旧立憲からではなく希望の党から出馬。野党共同会派の無所属議員としてサンクチュアリに入った「外様」(小川氏)だ。「女性候補が必要」との声も強く、他グループだったが立憲生え抜きの西村智奈美氏擁立の動きもあった。小川、西村の両氏に推薦人を出す―。告示が1週間後に迫る11月12日、グループ内にそんな折衷案も浮上した。

 状況が一変したのは15日夜のこと。グループOBの輿石東前参院副議長の「一枚岩でいけ」との一喝を受け、折衷案は消えた。グループ設立時メンバーで、枝野氏との交流も深い逢坂氏なら「面目が立つのでは」と急きょ推薦を決めた。

 

■「泉氏の票を食え」

 二つ目のまさかは、小川氏が土壇場で候補に滑り込んだこと。サンクチュアリの推薦がもらえず、立候補は絶望的とみられていた。自身で集められた推薦人は10人に満たないとも言われた。

 まず事態を動かしたのは、小沢一郎氏だった。小沢氏は赤松氏と会談するなど逢坂氏に乗るとみられたが一転、泉氏支援に回った。中堅議員は「勝ち馬と見定めたのだろう」とみる。

 さらに、代表選告示直前、出馬を検討していた大串博志氏は、野田佳彦元首相ら旧民主党出身の重鎮たちに会い、自らの立候補断念と小川氏支援を伝えた。小沢氏の動きに危機感を抱いていた重鎮たちは「泉を勝たせてはならない」と結束。12年、消費税増税に反発して側近議員ら約50人を連れて民主党を離党した小沢氏に対し、重鎮らには積年の怨念がある。「泉氏の票を食え」と小川氏に白羽の矢が立った。

 三つ目のまさかは、そもそも4人も出馬したことだ。衆参140人の党で「誰も予想していなかった」と立憲関係者は言う。衆院選前の9月、384人を擁していた自民党の総裁選さえ4人擁立に曲折があった。立憲の中堅議員は「女性と若手がそろう最高の形。党の底力を示せた」と満足げだ。だが別の議員は「若手だの女性だの、複数候補を出すことがゴールになっていた」。党勢低迷の中、何を訴える代表選か、目的を見失っていたとみる。

 

■政権交代へ戦略は

 告示までの喧騒(けんそう)と打って変わり、代表選のさなかは静かだった。候補4人はテレビやインターネットなどさまざまな場所で演説。政策立案型、党内融和、ウイング拡大…、多くの言葉が飛び出したが、どう実現するか、党をどう立て直すかの具体策は見えないまま。論争というより互いをたたえ合う場面も目立った。

 11月30日、新立憲が始動した。

 10月の衆院選で初当選した立憲の渡辺創氏(宮崎1区)は12日間の代表選を「民主党みたいだ」と感じた。自民党への嫌悪と民主党への熱狂的支持で実現した政権交代後、「熱病に浮かされた」ように民主党から出馬を決意し、10年参院選の宮崎選挙区で落選。翌11年の宮崎県議選で初当選し政治の道に入った。だが、そこにあったのは末期状態の民主党の姿。党の先行きを示せないまま、次々代表を変えて延命を図っていた。渡辺氏は当時と今を重ね合わせた。「顔をすげかえて、党は変わるのか」

 枝野氏は衆院選で政権交代を訴えた。泉執行部はそれを引き継ぐ立場にある。衆院1期生で元新聞記者の山岸一生氏(東京9区)は、野党時代の自民党を思い浮かべた。民主党政権の担当記者から谷垣禎一総裁番に移ったころ。野党に転落し来客も激減した自民党執行部は、秘密裏の「問題閣僚追及チーム」をつくった。毎週集まり「閣僚のクビを取り政権の体力を奪う」戦略を練っていた。民主党政権閣僚の弱点や不祥事を細かく洗い、国会審議でぶつける。その追及で辞任に至った閣僚は複数に上る。「与党に返り咲く」との自民の執念が脳裏に焼き付いていた。今の立憲に「自民党のような『したたか』な戦いができるのか」と思う。

 「健太の任期は来夏の参院選までの8カ月だ」。泉氏の代表就任直後から、渡辺氏の耳にはそんなベテラン議員の声も聞こえる。参院選での敗北を前提に、早くも次の主導権争いの動きが見え隠れする野党第1党が、果たして与党と対峙(たいじ)できるか。新人議員たちの憂いは、多くの国民の思いとも重なる。(袖山香織)

 


 ◇ 2022参議院選挙




◆2020参議院選挙(自民党候補予定者/等)



◆2020参議院選挙(公明党候補予定者/等)

2020参議院選挙(立憲民主党候補予定者/等)

2020参議院選挙(日本共産党候補予定者/等)

2020参議院選挙(社会民主党候補予定者/等)

2020参議院選挙(国民民主党候補予定者/等)

2020参議院選挙(維新の会候補予定者/等)

2020参議院選挙(N党候補予定者/等)

NHK党、5回党名変更で衆院選へ

 

「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で」は20日、党名を「NHK受信料を支払わない国民を守る党」に変更した。略称は「NHK党」で、総務省に同日届け出た。

(日本経済新聞2022年1月20日 19:30)

 


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