◇新型コロナウイルス 治療薬・ワクチンの開発動向

新型コロナウイルス 治療薬・ワクチンの開発動向まとめ【COVID-19】(7月3日UPDATE)

  https://answers.ten-navi.com/pharmanews/17853/

 

【図解】新型コロナ、加速する開発競争

  https://www.afpbb.com/articles/-/3286449?pid=22415711

 

 

 ◇ 開発報告




新型コロナの免疫「消滅」、

ワクチン開発ハードル上がる

 

[ロンドン 14日 ロイター] - 新型コロナウイルス感染者の免疫が、短期間で失われる可能性を示す証拠が出てきた。今後の感染拡大局面で人々をウイルスから完全に守ることができるワクチンの開発を進める製薬会社などにとって、ハードルが一段と上がってしまった形だ。複数の専門家は14日、こうした見方を示した。

 

 中国やドイツ、英国など各地で行われた暫定的な研究結果からは、新型コロナに感染した人には抗体が作られるものの、わずか数カ月で消滅する様子が見受けられる。

 ロンドンにあるインペリアル・カレッジのダニエル・アルトマン教授(免疫学)は「大半の感染者には(抗体が)できる。だがしばしばそれらは急速に消えてしまいかねない。つまり免疫力がほとんどつかないことが示唆されている」と述べた。

 これはワクチン候補の開発者はもとより、将来のパンデミック(世界的な大流行)に備えた国民へのワクチン供給を目指している各国の公衆衛生当局にも重大な問題を投げ掛けている。

 英リーズ大学のスティーブン・グリフィン准教授(医学)は「(パンデミック抑制で)1つのワクチンに依存し過ぎるのは賢明ではないという意味だ」と指摘。ワクチンに本当の効果を持たせるには「より強力化して免疫力を長引かせるか、定期的に接種する必要があるのではないか」と述べた上で、どちらも決して簡単ではないと警告した。

 

 現在は世界中で100を超える研究チームや企業がワクチン開発を競っていて、少なくとも17件が臨床試験の段階に入っている。

アストラゼネカ(AZN.L)がワクチン候補「ADZ1222」を豚に投与した試験では、1回よりも2回使用した場合の方が抗体値は高まった。ただ今のところどの臨床試験でも、十分強力で持続的な免疫力を証明するデータは見つかっていない。

 

<大きな試練>

 英オックスフォード大学の客員教授(微生物学)で、以前はサノフィのワクチン事業部門の研究者だったジェフリー・アーノルド氏は、データがないのは単純に時間が理由の1つだと説明する。ワクチン候補の開発・試験は6カ月足らずという非常に短い期間で進められてきたので、免疫の持続性を示すのには不十分だった。

 一方で、アーノルド氏をはじめとする何人かの専門家は、新型コロナ感染で獲得される免疫の自然な減衰プロセスが、ワクチン接種による場合とは必ずしも同じにはならないとの見方も示している。

 



東大チーム、コロナ重症患者に

アビガンとフサン併用で症状軽快

(2020/7/6 共同通信)

 

 東京大の救急医療チームは6日、新型コロナで肺炎を発症し、ICUで治療した重症患者11人に抗インフルエンザ薬アビガンと膵炎治療薬フサンを併用投与したところ、10人の症状が軽くなったと発表した。

 海外ではICUで治療が必要になった患者の30~50%が死亡するとの報告があり、チームは「併用投与の有効性を示唆する結果だ」としている。

 チームによると、東大病院でICUでの治療が必要となった36~75歳の11人に併用投与した。投与後、10人は症状が軽くなり、うち6人は退院した。75歳の男性は死亡した。11人のうち、死亡した男性を含む8人は人工呼吸器を装着していた。

 

コロナワクチン、治験で良好な結果

米ファイザーと独社

(時事通信社 2020-07-02)

 

 【ニューヨーク時事】

 米製薬大手ファイザーと独バイオ医薬品企業ビオンテックは1日、両社が共同開発している新型コロナウイルスのワクチン候補について、臨床試験(治験)の初期段階で、良好なデータが得られたと発表した。


 両社は4種類のワクチン候補のうち、開発が先行している1候補について、暫定的な治験データを公表した。それによれば、24人の健康な被験者にワクチン候補を2回投与したところ、実際に新型コロナに感染した人に通常見られる水準を超える抗体が確認できた。


 また、発熱や注射した部位の痛みなどの副作用が表れたものの、おおむね軽度から中程度だったという。

 






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