◇ 起 源


 ◇ 感染方法



コロナ空気感染の可能性、世界の科学者239人が警鐘  時事通信020-07-07 13:26World eye

≪写真は新型コロナウイルス〈黄色〉をとらえた電子顕微鏡写真。米国立衛生研究所提供≫

【ワシントンAFP=時事】

 世界の科学者239人が6日、新型コロナウイルスに関する共同意見書を発表し、世界保健機関(WHO)などの当局に対し、同ウイルスが2メートルをはるかに超える距離で空気感染する可能性があることを認識し、それに応じて感染防止策を見直すよう訴えた。

 

 意見書はオーストラリア・クイーンズランド工科大学のリディア・モラウスカ教授が筆頭執筆者となり、英オックスフォード大学の学術誌「臨床感染症」に掲載された。

 科学者らは、ウイルスが空気中で数十メートル移動できることが「合理的疑いの余地なく」示されており、これが新型コロナウイルスについても当てはまることが複数の感染事例の分析で示されたとしている。

 また、「手洗いや対人距離の確保は適切だが、私たちの見解では、感染者が空中に放出するウイルスを含む微小飛沫(ひまつ)からの保護には不十分だ」と言明。対策として、屋内では換気を良くすること、高効率エアフィルターと紫外線ランプを導入すること、建物内や公共交通機関での混雑を避けることを推奨している。

 

 感染者がせきやくしゃみをすると、さまざまな大きさの飛沫が放出される。直径5-10マイクロメートル以上の飛沫は1-2メートルですぐに地面に落ちるが、それより小さな飛沫は「エアロゾル」と呼ばれる霧状の微粒子となり、はるかに長い間空気中を浮遊し、遠くまで移動する。

 新型コロナウイルスを含む微粒子の感染能力については科学界で激しい議論が交わされてきたが、WHOは今のところ、こうした感染は患者が人工呼吸器を装着した場合など、病院内の「特定の状況」でのみ起こるとしている。

 

 一方、新型ウイルスの拡散事例に関する研究では、微粒子による感染が病院内に限定されないことが示されている。米疾病対策センター(CDC)の専門誌「新興感染症」に掲載された論文によると、1月に客の集団感染が起きた中国のレストランでは、新型ウイルスが空調によって複数のテーブルに運ばれたとみられている。【翻訳編集AFPBBNews】

 





 ◇ 「新型コロナウィルス」に関する報告など



▷『 COVID-19問題の対応に思う』(2020/7/21)

 市民のためのがん治療の会 顧問 

   北海道がんセンター 名誉院長  西 尾 正 道

 

 市民のためのがん治療の会HP 

 http://www.com-info.org/medical.phpima_20200721_nishio 

 

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(422)20200721★『COVID-19問題の対応に思う』(8P).pdf
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◇ 西尾正道先生(北海道がんセンター名誉院長)からです。(2020/7/9)

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20200615●提供用(ゆうひろば175号)「コロナ問題に思う」掲載原稿.pd
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西尾正道さん(2020/5/23)

 

 コロナウイルスの死亡率について情報が出ていますが、少し私見を述べます。

 コロナ問題も少し収まりかけてきたようですが、学校は早く再開してほしいですね。

不必要な休校ではないかと私は考えています。

 今回の感染者の死亡率に関して欧米人と東洋人の間にかなり開きがありますが、ウイルスも変異して武漢のウイルスよりも悪性度が高く変異したものが欧米で流行したのではないかと思っています。また同じウイルスに感染したとしても日本人も含め、東洋人の場合は宿主側の遺伝子の違いが関係して欧米人と比較して死亡率が低いのではないかと思います。この問題はいずれ遺伝子解析で判明されるかもしれません。

 

 20年前に肺癌の分子標的治療薬としてイレツサという新規の抗癌剤が使用できるようになりましたが、この抗癌剤は東洋人には効果が高いのですが、欧米人には東洋人よりは効果が見られませんでした。がんに関係した遺伝子に作用する薬剤でこうした現象が見られたことから、今回のウイルスに対する人体の対応・反応は人種や民族によって多少の違いがあるのかもしれません。

 なお10年程前に流行した新型インフルエンザで日本は約1万人が死亡しましたが、私の記憶では、ワクチンなどが開発されても死亡者数は年々減少しても年間7千人程度はインフルエンザで死んでいました。ちなみに減少してきましたが、2018年は約3800人がインフルエンザで死亡しています。

 

 感染症に対する基本は、①陽性者を早く見つけて、②隔離する、という2大原則が順守されず、PCR検査も充分にできない事態がこんなバカげた状況となっています。100年前のスペイン風邪の時は発症した人を隔離するしか方法がありませんでしたが、現在は陽性者を検出できるのに日本は制限しているという馬鹿げた対応なのです。

 

最近の歴史的な経緯では、1980年代に医療や健康に関する政策が変化しました。

具体的には利益を生まない公衆衛生は軽視され感染症から生活習慣病への対策と変換しました。そこで1984年に対がん10か年総合戦略(厚生省)が発表され、1994年 には保健所法が正され「地域保健法」となり、保健所と人員の削減が行われました。

1989年(H元年保健所数は848か所でしたが、  2018H30)469(55%)か所に減少し、  1保健所の保健師数も1520人 から 56人に減少しました。

さらに2002年に健康増進法が公布され、保健師の役割も公衆衛生から国民の健康づくりの推進と生活習慣病対策が重点となり、2008年には特定保健指導が開始(結核検査廃止、糖尿病検査導入)されました。こうした経緯からマンパワーが不足している保健所が検査まで仕切ること自体が無理なのです。

 

 PCR検査機器も全自動で行える機器がすでに販売され海外では使用されていますが、日本は薬事法の承認が遅れて使用できない状態なのです。日本の行政の対応の遅さも関係しているのです。試薬もロッシュから販売されているため海外では多くの検査ができているのです。PCR検査は医学部病院だけでなく、大きな病院でも可能な施設もありますし、全国の歯学部や獣医学部や農学部などでも検査はできますので、本当に検査をやろうと思えば110万件程度は可能なのです。政治家・専門家・有識者とやらも総合的な正しい知識を持たず、信用できませんね。ご参考まで。                

 



【2020/4/16 ML通信】

西尾正道さん発信

コロナ対応について簡単に書きました。ご参考まで。



▷ 松崎道幸先生(道北勤医協旭川北医院)からです。 (2020/7/9)

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小林です (2020/6/29)

松崎先生のコロナ情報を転送します。

 皆様。札幌の老人ホームで8人の感染が分ったということです。老人ホームの嘱託医をしている身としては、とても心配になります。

感染予防と拡大防止のためにやれることをしっかりやるほかありません。

今日は中国でのアウトブレイク時に濃厚接触からの感染率が非感染者のマスクの有り無しで相当違う(半減)という情報を紹介します。

ただし、この調査は、症状の出る前の感染者に接触したときにマスクをしていたかどうかを後から聞き出して、そのような結果が出たということで、「濃厚接触」時には必ずマスクをしましょう、というメッセージになります。

 

内容:マスクをすると発病前の患者からの感染リスクを半分以下に減らせ

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小林です。(2020/4/29)

旭川の松崎医師からの情報を転送自由とありますので転送します。

貴重情報と思われます。

 

BCCでお送りしております。拡散自由)

本日は、中国での新型コロナの診断プロセスについての論文を紹介します。

中国では、PCRが陰性でも、油断はできないというポリシーでコロナ対策を行っていたことが分かります。

日本では、PCR検査が絶対的に足りないという大きな問題もありますが、PCR結果絶対主義も誤りであることを強調したいと思います。

 

 

 

【松崎雑感】

人口の多い地域で感染者が増加しています。現時点での「後悔すべきこと」を述べます。

   なぜPCR検査を正確に大量に行える体制を3月以前から整備してこなかったのでしょうか?韓国などでは実行しています。ドライブスルー検査は言うまでもなく、検査の質を高める研修なども必要でした。

   なぜ軽症感染者用の観察ケア施設を韓国の経験に学んで設置してこなかったのでしょうか?ホテル待機では十分な医学管理ができません。

   ただ一回だけのPCR検査結果を絶対視することの危険を、疫学の専門家の皆様がなぜ明確に警告しないのでしょうか?新型コロナ感染の診断は症状、CT所見、PCR結果を総合的に考慮する必要があることを繰り返し発信すべきです。

 

 l  中国本土におけるCOVID-19診断プロセス:「肺炎あり」だけがCOVID-19ではない(そして、初回PCR陰性でも新型コロナのおそれは大きい)

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◇ ウイルスと人間の共存(赤旗日曜版2020/6/21)


【ウイルスとは何か】

・ウイルスという言葉の由来はラテン語の「病毒」。恐ろしい存在とみなしてきたが、怖いだけの存在なのか。

・ウイルスは単独では増殖できない。「宿主」といわれる人や動物の細胞の中に入って初めて増殖できる。宿主が死ねばウイルスも増殖できなくなり死ぬ。

 

【新型コロナウィルス】

・自然宿主は中国奥地のコウモリだと言われ、長い間、平和共存してきた。

 本来の宿主と共にある時は「守護者」になりえる。

  ※ヒトのDNAにもウイルスの遺伝情報が大量に組み込まれているが、その一部はヒトの生命活動を支えている。

 

【なぜ「恐ろしい存在」に変わったか】

・もとの宿主では危険ではなかったウイルスが、別の宿主に感染した際に危険な存在に変身する。(自然宿主の動物と共存しているウィルスは宿主の免疫反応で排除される機会が少ないため変異の必要がない)

 ・「怖いウイルス」の出現をもたらしたのは現代社会。森林破壊や都市化により野生動物と人間社会の距離が短縮し、それが動物のウイルスに人が感染する機会を増やしている。

・ウイルスはグローバリゼーションや公衆衛生基盤の破綻など、いずれも現代社会が抱えている弱点をついてくる。人はウイルスが広がりやすい歴史上かってない環境を生み出した。

 

【新型コロナウイルスの拡大】

・またたく間に世界に拡大したのは、ウイルス側にあるのというよりは私たちが暮らす社会の急激な変化にある。人口が密集し、人やモノが国境を超えて地球規模で移動するグローバル化が急激に進んでいる現代社会が、新型コロナウィルスの世界的拡大を生み出した。

 




 (↓画面をクリックしてください)

小林です(2020/5/1)
コロナ対策の基本問題 今何が必要かについて、デモクラシータイムスがYouTubeの動画で児玉龍彦東京大学先端科学技術研究センター教授が大変わかりやすく語っています。
是非ご覧ください。

 



■ ”感染爆発”をどう防ぐか

(NHKスペシャル 2020/4/4) 

■ 自分で考え いのちを守れ

(デモクラシータイムス 2020/4/8)



「”二重人格”のよう」 山中伸弥教授が語る新型コロナの怖さ

 2020年4月21日公開  2020年4月20日放送 『news zero』より

新型コロナウイルスの「怖さ」とは。京都大学iPS細胞研究所の山中伸弥教授は“二重人格”のようなウイルスだと表現します。山中教授と政府専門家会議の尾身茂副座長が緊急対談。news zeroの有働由美子キャスターが聞きました。

■二重人格みたいなウイルス

――この新型コロナウイルスですが、一言でいうと何が怖いのでしょうか 
山中氏
「僕はこのウイルスが二重人格みたいなウイルスだから非常に怖いと思っています。一見大したことがなくて、人を油断させておいてその間に沢山の人に入り込んでいく。でも実際には何十人に一人か、高齢者は何人に一人かの割合であっという間に命を奪う。そういう非常に狂暴な面も持っています」 
尾身氏
「まさにその通りだと思います。潜伏期、まだ発症する前からあるいは非常に症状の軽い人もほかの人に感染をさせてしまう。最初から私はこれがこの病気の一番の難しさ、チャレンジだと思っていました。実際にいまそういうことが起こっている。SARSの場合は症状が出てから初めて人に感染します。潜伏期間の間に人に感染することはないので、症状が出た人を隔離すればよかった」 
「だからSARSのときも大変だったけど、今から考えれば非常にシンプルでしたね。SARSに比べていいところは、普通に歩いていて今のところ空気感染しませんし、スーパースプレッダ-(一人で多数に感染させる)というのもないです。悪者の顔をしてるんだけど弱さもあるから、その弱さを十分知った上でみんなで気をつける(必要がある)
我々が言っている『3密』(を避ける)。100%の自粛は必要ないし、(一人で)マラソンしてうつることはないんです」
――ウイルスの弱さにつけこんで、私たちがとにかく人と接触しないで広げないということですね  

■みんなで協力すれば、一番しんどい時期は短く済む

――山中先生は、当初から非常に危険性を指摘していましたが、今はウイルスに対して認識は変わりましたか?

  山中氏

「全然違いますね。2月の最初にアメリカのサンフランシスコの僕の研究所に行きました。このウイルスのセミナーをやっていた。(当時)アメリカでは季節性インフルエンザのほうがはるかに猛威を振るっていて、それに比べたら『注意は必要だけどそんなに怖がる必要はない』というのが2月10日くらいの状況だったんです。そのあともう1、2週間でがらっと状況変わってきました。
アメリカがあれだけなんともなかったのが、急激にこのようなことになってしまったのを見ていると、やはり非常に心配しています」

  尾身氏

このまま放っておくと(日本は)オーバーシュート(爆発的な感染)と言われる軌道に間違いなく入ります。(収録は4月9日)
みんなが協力して、(オーバーシュートの)軌道に行きつつあるものをグッと下げる、ある意味最後のチャンスだと思います

  山中氏

「みんなができるだけ一致協力すれば、一番しんどい時期は短く済むと私は理解しています」



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